三福 diary

毎日18:00に投稿を設定しています。借金地獄から生還したクズサラリーマンの実体験を綴ったブログです。

第5部:【見学編】プロはここを見る!後悔しない「見学チェックリスト」

 

第5部:【見学編】プロはここを見る!後悔しない「見学チェックリスト」

 

パンフレットやインターネットの資料だけでは、施設の本当の姿はわかりません。「ここにしてよかった」と心から思える施設を選ぶためには、実際に足を運んで確認することが不可欠です。
ここでは、資料だけではわからない「施設のリアル」を見極めるための、具体的なチェックポイントを伝授します!

① 施設見学は「五感」をフル活用せよ

施設見学では、目に見える綺麗さだけでなく、匂いや音

など「五感」を使って雰囲気を感じ取りましょう。

  • 掃除は行き届いているか?(とくにトイレや隅のホコリ、不快なにおいがないか)
  • スタッフに笑顔はあるか?「なれなれしさ」と「親しみ」の違い

入居者様に対するスタッフの言葉遣いには要注意です。親しみを込めているつもりでも、子ども扱いしたり、タメ口でなれなれしく接したりしている場合は、職員への教育が行き届いていない可能性があります。すれ違う際の挨拶のトーンなども重要な判断基準になります。

施設見学は「五感」をフル活用せよ

 

② 居室と設備の「暮らしやすさ」チェック

一日の大半を過ごす居室や共用スペースは、本人の現在の身体状況(または将来の予測)に合っているかをシビアに見極めます。

  • トイレの広さ、手すりの位置は本人の動き(車椅子など)に合っているか
  • 相部屋の場合の「仕切り」と「プライバシー」の確認

相部屋(多床室)の場合は、カーテン一枚の仕切りなのか、家具等で視線が遮られているのかを確認しましょう。また、ナースコールが手の届く位置にあるか、車椅子での導線に無理がないかも実際に歩いて確認することが大切です。

居室と設備の「暮らしやすさ」チェック

③ 「食事」と「入浴」に施設の姿勢が表れる

毎日の「食」と「お風呂」は、入居者にとって最大の楽しみであり、生活の質(QOL)に直結します。

  • メニューの選択制はあるか?行事食など季節を感じられるか?
  • 週に何回入れる?個浴か大浴場か、身体状況に合わせて

食事が施設内調理か外部搬入かによって、温かさや臨機応変な対応(刻み食など)が変わります。また、入浴回数は週2回が一般的ですが、機械浴(寝たまま入れるお風呂)の設備が整っているかどうかも、将来を見据えて確認しておきましょう。

「食事」と「入浴」に施設の姿勢が表れる

④ 周辺環境と「面会」のしやすさ

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第4部:【認知症編】家族のような絆を。グループホームと「特養」入所のコツ

40代〜50代、働き盛りのビジネスパーソンにとって、認知症の親の介護と仕事の両立は、心身ともに極限のプレッシャーがかかるものです。「そろそろ施設を…」と考えたとき、選択肢として必ず上がるのが「グループホーム」と「特別養護老人ホーム(特養)」。
今回は、認知症ケアに特化したグループホームの魅力と、待機者が多く「なかなか入れない」と言われる特養へ戦略的に申し込む実践的なノウハウを解説します。

① 認知症ケアのプロが揃う「グループホーム」の魅力

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は、認知症と診断された方が、少人数で共同生活を送る施設です。最大の魅力は、環境の変化に敏感な認知症の方にとって安心できる「なじみの関係」を作れることです。

  • 5〜9人の少人数制: 1ユニット最大9人という少人数で生活します。スタッフも顔なじみになりやすく、大規模施設のような混乱が少ないのが特徴です。
  • 「要支援2」から入れる: 特養が原則「要介護3以上」であるのに対し、グループホームは「要支援2」から入居可能です。認知症の進行を緩やかにするためにも、在宅での限界を迎える前に、早めの検討をおすすめします。

② グループホームの費用と職員体制

ビジネスケアラーにとって、中長期的な資金計画は必須です。グループホームの費用構造と、提供されるケアの密度を理解しておきましょう。

■ 月額費用の目安:約15万円前後(地域差あり)

月額費用の内訳には、「介護サービス費の自己負担分」に加え、「家賃・食費・水道光熱費・理美容代・おむつ代などの日常生活費」が含まれます。特養とは異なり、おむつ代などは全額自己負担(実費)となる施設が多いため、月々のランニングコストは特養よりやや高くなる傾向があります。

■ 「3:1」のスタッフ配置がもたらす安心

利用者3人に対してスタッフ1人以上を配置する手厚い体制が義務付けられています。家庭的な雰囲気の中で、一緒に料理や掃除などを行う「生活リハビリ」を通じて、持っている能力(残存機能)を最大限に引き出す、きめ細かなケアが受けられます。

③ 人気の「特養」に早く入るための「裏ワザ」

終の棲家として人気が高く、費用も抑えられる特養(特別養護老人ホーム)。「何年も待つのが当たり前」と思われがちですが、ビジネスケアラーならではの戦略的なアプローチがあります。

都市部がダメなら「地方」を狙え!

首都圏などの都市部は待機者が数百人に上ることも珍しくありませんが、地方に目を向けると、ベッドに空きがある、あるいは数ヶ月で入所できる特養が存在します。ご自身の帰省しやすい地元や、アクセスの良い地方都市の施設を候補に入れることで、入所までの期間を劇的に短縮できる可能性があります。

「住所地特例」を使った賢い施設確保

親を他の市町村の特養に入所させると、通常は引っ越し先の市町村の介護保険に移ることになります。しかし、特養など特定の施設に入所する場合は「住所地特例」という制度が適用されます。これにより、住民票を移しても、介護保険の保険者は「元の市町村」のままとなります。受け入れ先の自治体に財政負担をかけない仕組みになっているため、遠方の特養であっても不利にならずに申し込むことが可能です。

④ 認知症の症状が重い場合の「特例入所」とは?

特養の入所条件は原則「要介護3以上」ですが、認知症による周辺症状(BPSD)が激しく、家族の仕事や生活が破綻しかかっている場合、要介護1・2でも「特例入所」が認められるケースがあります。

特養の入所検討委員会では、単なる申し込み順ではなく「入所の必要性(緊急度)」を点数化して優先順位を決めています。ここで重要になるのが、地域包括支援センターやケアマネジャーとの連携です。

【味方につける相談術と記録の力】

入所判定を動かすのは「大変です」という主観的な訴えよりも、客観的な事実です。
「週に何回深夜の徘徊があり、家族の睡眠時間が3時間しかとれていない」「仕事中に警察から〇回保護の連絡があった」など、日々の介護負担をメモやノートに記録してください。その記録をケアマネジャーに提示することで、彼らも行政や施設に対して「特例入所の要件を満たす」という説得力のある強力な意見書(推薦状)を作成しやすくなります。現場の専門職を巻き込み、チームで施設の扉を開きましょう。

介護離職を防ぐためには、プロの手を借りるための戦略的な行動が不可欠です。グループホームの温かさと、特養の安心感。それぞれの特性と制度の仕組みを理解し、ご家族にとって最善の選択をしてください。

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第3部【初心者向け】有料老人ホームの特徴と選び方|3つのタイプを徹底比較

有料老人ホーム3タイプ

「そろそろ老人ホームを考え始めたけれど、種類が多すぎて何が違うのかわからない…」とお悩みではありませんか?
特に民間の「有料老人ホーム」は、施設によってサービス内容や費用が大きく異なり、混乱してしまいがちです。

この記事では、有料老人ホームの3つの主要なタイプについて、それぞれの特徴と、どんな人に向いているかを初心者の方にもわかりやすく解説します。
自分や家族にぴったりの住まいを見つけるための参考にしてください。

第3部:【比較編】どれが合う?「有料老人ホーム」3つのタイプを徹底解剖

民間の有料老人ホームは、大きく分けて「介護付」「住宅型」「健康型」の3つのタイプがあります。
それぞれの役割と、適した対象者を整理していきましょう。

① 「介護付」vs「住宅型」あなたに合うのはどっち?

有料老人ホームの中で、もっとも数が多いのが「介護付」と「住宅型」です。この2つの違いを理解することが、施設選びの第一歩です。

介護付有料老人ホーム(介護付)

一言で言うと、「介護サービスのすべてを施設のスタッフが提供する」タイプです。

  • 24時間スタッフ常駐: 常にスタッフがいるため、夜間も含めて安心感があります。
  • 定額制の安心感: 介護保険の自己負担分が、要介護度に応じた「定額(使い放題)」であることが多いです(※一部加算あり)。介護の手間が増えても、費用が大きく変動しにくいのがメリットです。

👉 こんな人におすすめ: 介護が常時必要な人、費用の見通しを立てたい人。

 

住宅型有料老人ホーム(住宅型)

一言で言うと、「生活サポート(食事・掃除など)は施設が行い、介護は外部サービスを利用する」タイプです。

  • 自由度の高さ: これまで利用していたお気に入りのケアマネジャーや、ヘルパーさんをそのまま利用できる場合があります。
  • 必要な分だけ外部サービスを使う: 介護が必要になったら、訪問介護などを個別に契約します。介護度が軽いうちは費用を抑えられます。

👉 こんな人におすすめ: 自立~軽度の介護が必要な人、自分らしい生活リズムを大切にしたい人。

 

 

② 元気なうちに入る「健康型」の注意点

3つ目のタイプが、自立(介護が必要ない)の人を対象とした「健康型」です。

元気なうちに入る「健康型」

食事の提供や掃除・洗濯といった生活サポートはありますが、基本的に「介護スタッフは常駐していません」。

  • 充実したアクティビティ: 温泉やジム、サークル活動などが充実しており、シニアライフを楽しむための施設です。
  • 最大の注意点: 「介護」が必要になったら、原則として退去(住み替え)しなければなりません。
ここがポイント!
健康型を検討する際は、将来「もし介護が必要になったら、いつ、どこへ住み替えるか」という、住み替えが必要になるタイミングと次の行き先を事前に考えておくことが不可欠です。
 
 
 

③ 「一般型」と「外部サービス利用型」の違い

これは少し専門的な分類ですが、「介護付」有料老人ホームには、さらに2つの種類があります。誰が介護をするのか、ケアプランを誰が作るのかが違います。

分類 介護をする人 ケアプラン作成
一般型
(介護付の大半)
その施設のスタッフ 施設のケアマネジャー
外部サービス利用型
(一部の介護付)
施設が委託した
外部の介護事業者
施設のケアマネジャー

入居者様からすると、どちらも「施設に窓口があり、定額で介護が受けられる」点では似ていますが、外部サービス利用型は、実質の介護サービスを外の業者が行うという点を理解しておきましょう。

 

 

 

④ 失敗しないための「ライフスタイル」整理術

ここまでタイプ別の違いを見てきましたが、一番大切なのは「どの施設が優れているか」ではなく、「自分(家族)のライフスタイルにどれが合うか」です。失敗しないための整理術をお伝えします。

  • 「5年後、10年後」を想像する: 今は元気でも、数年後には車椅子が必要になるかもしれません。今の身体状況だけでなく、将来の介護リスクまで想定して施設を選びましょう。「最期まで看取ってもらえるか(看取り対応)」も重要なポイントです。
  • 「個室」へのこだわりとルールのバランス: 有料老人ホームは基本的に個室ですが、食事の時間や入浴の時間など、集団生活ならではのルールがあります。「自分のペースで自由に過ごしたい」という気持ちと、施設でのルールを天秤にかけ、許容できる範囲を確認しましょう。

まずは、見学に行って実際の雰囲気を感じてみることをおすすめします。この記事が、あなたの第一歩を応援する力になれば幸いです。

有料老人ホーム3タイプ解説

 

第2部【お金編】家計を助ける「減額制度」と、予算で選ぶ施設の種類

「老人ホームなどの施設は高くて、うちの家計ではとてもムリ…」
そんな風に諦めていませんか?

実は、所得に応じた負担軽減策や、低コストで入居できる公的な施設がたくさんあります。今回は、施設選びにおける「お金の不安」を解消するための必須知識をご紹介します。

① 知らないと損!「負担限度額認定証」の魔法

特別養護老人ホームなどの「介護保険施設」には、所得に応じて費用が安くなる強力なメリットがあります。

  • 食費と居住費が安くなる!対象となる人の条件
    施設サービスを利用する際、通常は全額自己負担となる「食費」と「居住費」が減額されます。
  • 世帯全員が「住民税非課税」なら必ずチェック
    対象となるのは、世帯全員が住民税非課税(市民税非課税)の方などです。該当する場合は大きな減額効果があります。
  • ショートステイでも使える、家計の強い味方
    この制度は長期の施設入所だけでなく、在宅介護を支える「ショートステイ」でも利用可能です。
【注意点】
自動的には適用されません!必ずお住まいの市区町村へ申請し、「介護保険負担限度額認定証」を発行してもらう必要があります。

② 予算が厳しい時の救世主「軽費老人ホーム(ケアハウス)」

予算面で不安がある方にぜひ知っていただきたいのが「軽費老人ホーム」です。

  • 有料老人ホームよりもずっと安い理由
    自治体の補助金を受けて運営されている公的性格の強い施設のため、民間の有料老人ホームと比べて月々の費用が低く抑えられています。
  • 自炊ができる「B型」から、介護付きの「特定施設」まで
    自立した生活が前提の「B型(月額約4万円)」、食事提供がある「A型」や「ケアハウス」、そして介護サービスが直接提供される「特定施設入居者生活介護」指定のケアハウスなど、状態に合わせて選べます。
  • 都市部でも安く入れる「都市型」の存在
    定員20名以下で、都市部の低所得高齢者向けに作られた「都市型軽費老人ホーム」もあります。

③ 「前払い」vs「月払い」どっちがお得?有料老人ホームの仕組み

有料老人ホームを検討する際、悩むのが支払い方式です。

  • 入居一時金の考え方と、返還金のトラブルを防ぐコツ
    終身にわたる家賃などを先払いする「前払い方式(入居一時金)」と、初期費用を抑えて毎月支払う「月払い方式」があります。前払い方式の場合、万が一退去することになった際「どの名目の費用がどれだけ返金されるか」の規定が施設ごとに異なるため、契約前の入念な確認が必須です。
  • 90日以内なら「クーリング・オフ」が使える!
    一時金の支払いがある施設では、入居契約から90日以内であれば「短期解約特例(クーリング・オフ)」が適用されます。ただし、入居後に使用した食費や日用品費などは返金対象外となる点には注意が必要です。

④ 忘れちゃいけない「住所地特例」のメリット

人気の高い特別養護老人ホームは、都市部では入所まで数年待ちとなることも。そんな時の裏ワザをお伝えします。

  • 「空きのある地方」を選択肢に入れるという裏ワザ
    申し込みが集中するエリアを避け、比較的空きのある別の市区町村(地方など)の施設に申し込むことで、早く入所できる可能性があります。
  • 市外の施設に入っても、保険料が変わらない仕組み
    通常は住民票を移すと新しい市区町村が保険者になりますが、施設入所の場合は変更前の市区町村が引き続き保険者となる「住所地特例」という制度が適用されます。これにより、受け入れ先の自治体の財政負担を防ぎつつ、利用者も安心して市外の施設を利用できます。
  • 私の肌感覚では、住所地特例で地方の綺麗で職員が定着している安心感のある施設へ、Uターン、Iターンされている利用者様が増えてきています。地方は日本人オンリーでアナログな施設もまだまだ多いです。
  • その分、介護保険更新手続きや県外のご家族様どの連絡に手間が掛かる様になりました。それでも、当施設を利用してくださることに感謝しております。

第1部:【決断編】もう限界…?施設検討を始める「5つのサイン」と基本の3施設

こんにちは。日々、介護の現場でご家族の悩みをお聞きしているケアマネジャーです。最近、親御さんの介護で「ちょっと疲れてきたな…」と感じることはありませんか?

「施設に入れるなんて、親を捨てるようで申し訳ない」
そんなふうに自分を責めてしまう優しいあなたへ。今日は、「施設は、家族が笑顔を取り戻すための選択肢」であることをお伝えしたいと思います。

① 「在宅介護の限界」を知らせる5つのサイン

介護は「頑張り」だけでは続きません。以下のようなサインが心や体に現れたら、それはSOSの合図です。

  • きつい言葉を使い始める: ついイライラして、親御さんに厳しい言葉をぶつけてしまう。
  • 介助が必要でも見て見ぬふりをする: 「またか…」と、必要な手助けをすることに躊躇や拒否感が出てしまう。
  • 失敗を厳しく叱り始める: 排泄の失敗などを、感情的に叱ってしまう。
  • 安全が確保できない: 目が離せない時間が増え、転倒や徘徊などの危険を防ぎきれなくなる。
  • 介護者の生活が崩れている: 睡眠不足、仕事への支障、外出ができないなど、自分の生活が成り立たなくなっている。

これらは決して「あなたの努力不足」ではありません。介護のプロでも一人で24時間は不可能です。このサインは、これまでの「頑張りの証」なのです。

② なぜ「施設」を怖がらなくていいのか?

インターネットやニュースでは、時折悲しい事件が報じられます。しかし、厚生労働省の調査を見ると、驚くべき数字が見えてきます。

実は、家族による虐待件数は、施設での虐待件数の約27倍以上にのぼります。これは、「家族が悪い」のではなく、「家族だけで抱え込むことの危うさ」を物語っています。

プロの手を借りることは、親御さんの安全を守るだけでなく、あなたが「介護者」から「娘・息子」に戻るための大切なステップ。プロによる適切なケアを受けることで、親御さんの表情が穏やかになるケースも非常に多いのですよ。

③ まずはここから!「3つの公的介護施設」の特徴

施設といっても種類が多すぎて迷ってしまいますよね。まずは費用の負担が比較的抑えられる、代表的な3つの公的施設を知っておきましょう。

1. 特別養護老人ホーム(特養)

「終の棲家(ついのすみか)」としての役割が強く、24時間スタッフが常駐します。入居一時金がかからず、所得に応じた減額制度があるのが大きなメリットです。

2. 介護老人保健施設(老健)

「自宅復帰」を目指すためのリハビリ施設です。理学療法士などの専門家がおり、3〜6カ月程度の期間で集中的にリハビリを行います。

3. 介護医療院

「手厚い医療ケア」が必要な方向けの施設です。看護師の配置が多く、療養しながら長期で生活することができます。

④ 「要介護度」で変わる!あなたが入れる施設はどこ?

施設によって、入居できる「基準」が決まっています。

● 特養の原則は「要介護3以上」
身の回りのことがほとんど一人ではできない状態が目安です。

● 要介護1〜2でも入れる「特例」がある
以下のような場合は、例外的に認められることがあります。

  • 認知症による症状が頻繁に見られる場合
  • 知的・精神障害等で安全確保が難しい場合
  • 家族による虐待が疑われる、または家族が病弱な場合

「うちはまだ要介護1だから無理かも…」と諦める前に、まずは担当のケアマネジャーや、お住まいの地域の「地域包括支援センター」へ相談してみてくださいね。秘密は厳守されますし、力強い味方になってくれます。

特養で要介護1.2では、あくまで特例が適応されると判断できなければならず、例えば、独歩レベルで食事は自立、排泄、入浴、更衣、口腔清潔は一部介助であり、記憶、理解力、物忘れなどがあり、配偶者の介護でギリギリ自宅生活していたが、急に亡くなった場合、身寄りがなく新しい環境への転居が難しい場合に馴染みのあるショートステイを利用していた特養に入所判定会議にかけ、特例に至るケースがある。

市役所から虐待を受けていたケースを依頼され一時避難もある。この場合は入所ではなくショートステイの利用が多い。

介護医療院は聞き慣れないが、病院内に併設またはベッドを区分けしてこれに当て医療依存度の高い方を受け入れている。

先ずは下の図から、介護保険の入所施設には下記スライドの3つがあり、要件に応じた施設を探して欲しい。

次回予告: 次回は気になる「お金」の話。家計を助ける「減額制度」の仕組みについて詳しく解説します。
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【保存版】亡くなった後の手続き早見表:ケアマネが教える安心ガイド

 

大切な方を亡くされた後、悲しみの中で多くの手続きに直面するご家族へ。焦らず、一歩ずつ進めるためのチェックリストをまとめました。

葬儀が終わってホッと一息つきたいところですが、実はここから役所や銀行などの「大切な手続き」が始まります。全部一人で抱え込まず、ご兄弟や親戚で分担しながら進めていきましょう。🤝


1. 📋 すぐに優先すべき手続き(7日〜14日以内)

まずは役所関係を優先します。これらは期限が決まっているため、早めの対応が必要です。

手続き名 提出先 期限
死亡届・火葬許可申請 市区町村役場 7日以内
年金受給の停止 年金事務所 10〜14日以内
健康保険・介護保険の喪失届 市区町村役場 14日以内
世帯主の変更届 市区町村役場 14日以内
💡 ケアマネPoint
年金の停止を忘れると、過払い分を後で返還することになり大変です。役所の「お悔やみ窓口」などを活用して一括で相談することをお勧めします。

2. 💰 「もらえるお金」の申請(期限:2年〜5年)

申請しないともらえないお金があります。こちらは期限に余裕がありますが、書類をまとめて準備しておきましょう。

  • ✨ 葬祭費・埋葬料:健康保険から葬儀費用の一部(数万円)が戻ります。
  • ✨ 高額療養費:亡くなる前の医療費が高額だった場合、還付される可能性があります。
  • ✨ 生命保険金:受取人から保険会社へ速やかに連絡しましょう。
  • ✨ 遺族年金:受給要件があるため、年金事務所で早めに確認を。

3. 🏠 生活の解約・名義変更(速やかに)

月々の料金が発生し続けるものは、早めに停止・変更を行うのが安心です。

  • 公共料金(電気・ガス・水道)の精算・名義変更
  • スマートフォン・固定電話の解約
  • クレジットカードの利用停止(ポイント失効に注意!)
  • 銀行口座の凍結確認と名義変更手続き
  • 免許証・パスポートの返納

4. ⚖️ 税金と相続の手続き(期限:3ヵ月〜10ヵ月)

専門的な知識が必要になる場合も多いセクションです。必要に応じて司法書士や税理士の力を借りましょう。

  • 相続放棄(3ヵ月以内):借金がある場合、家庭裁判所への申し立てが必要です。
  • 準確定申告(4ヵ月以内):亡くなった方の所得税の申告です。
  • 相続税の申告(10ヵ月以内):遺産の総額が基礎控除を超える場合に必要です。

🕊️ まとめ:一人で抱え込まないで

「すべてをキーパーソン(主な介護者)一人が行う必要はありません。」

手続きが得意な親戚にお願いしたり、専門家を頼ることも、故人を静かに見送るための大切な選択です。まずは無理のない範囲で、ご自身のお体も大切にしながら進めていってくださいね。

🍀 介護保険の「特定疾病」と認定審査のリアルな裏側をお話しします 📝

皆様、こんにちは!😊 介護保険認定審査員を務めている者です。
本日は、介護保険における「特定疾病(とくていしっぺい)」について、そして審査会では実際にどのように審査が行われているのか、その裏側をお伝えしたいと思います✨

💡 特定疾病とは?

介護保険のサービスは基本的に65歳以上の方が対象ですが、第2号被保険者にあたる40歳以上65歳未満の方でも、「特定疾病」と診断されている場合は介護保険サービスの申請が可能となります🙌

(※ちなみに、以前は12種類だった時代もありましたが、現在は上の画像にもある通り16種類が指定されています🏥 がん末期や関節リウマチ、初老期における認知症などが含まれます。)

⚠️ ただし、注意点があります!
上記の特定疾病があったとしても、必ずしも「要介護」が認定されるとは限りません。

👨‍⚖️ 審査員の視点:二次審査の事前審査はどう行われている?

では、認定審査員である私が、二次審査においてどのように事前審査を行っているのか、疾病の有無による違いについてお話しします🔍

まず、二次審査では調査員が調査した内容をもとに点数をつけていきます。
評価の軸は主に以下の2つです。

  • 身体に関する介護量 💪
  • 認知症の手間に対する介護量 🧠

さらに、これらに加えて「加点」をつける条件が存在します。実は、特定疾病の中でも「加点がつきやすいもの」と「つきにくいもの」に分かれるのです。

📈 加点がつきやすい特定疾病・つきにくい特定疾病

【特に加点がつきやすい疾患】

  • がん(末期)
  • 関節リウマチ
  • パーキンソン病(パーキンソン症候群含む)
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  • 脊髄小脳変性症

「えっ、その他の特定疾病は加点がつかないの?💦」と驚かれるかもしれませんね。
結論から言うと、ケースバイケースです。

明らかに疾患の影響で身体機能や認知能力に影響を及ぼしている場合には加点がつくこともありますが、多くの場合、上記に記載した疾病以外で加点されることは殆どありません😰
また、疾病そのものがあったとしても、直接的な介護の手間や認知症の手間がほとんど発生していない場合は、加点しないこともしばしばございます。

🩺 糖尿病のケース

例えば「糖尿病」です。糖尿病の3大合併症である腎症、末梢神経障害、網膜症があったとしても、それだけで加点はできません❌

網膜症によって両眼が失明してしまった場合には「視力障害」として加点することはございますが、片目でもわずかに見えていて、ご自身で食事ができる程度であれば、加点はされないのです👀

🤔 予想と実際の「介護度」のズレ

このように、特定疾病による加点があった場合には、一次判定のシステム結果よりも重く出る(介護度が高くなる)ことがしばしばあります。

ご家族を介護されていると、
「こんなに手間がかかっているんだから、要介護3はあるだろう😩」
「絶対、要介護5のはずだ!😤」

と思われ、ご自身で一次判定のシミュレーションを行ったり、区分変更をかけたりすることもあるかと思います。

しかし、予想していた通りの介護度が出るとは限りません。
私自身、認定審査員として概ねの予想は立てられますが、最終的には、5人編成の委員による審査で決定されるため、必ずしも思っていた結果にはならないこともあるのが現実です⚖️

🤝 最後に:皆様のサポートになれば

介護保険の制度は複雑で、何も知らない方からすると戸惑うことも多いと思います。だからこそ、調査や審査の内容を知っている私からの助言が、少しでも皆様の参考になれば幸いです🍀

介護保険は、介護を担うご家族が少しでもサービスを利用して負担を減らし、ご本人とご家族が良好な関係を継続していくために利用されるべきだと私は考えています💖

人生の最終段階において、誰もが通る道です。少しでも皆様のお役に立てるよう、これからも現場目線の情報を発信していきたいと考えております!
今後ともよろしくお願いいたします🙇‍♂️🌿